ファイヤーキングは、1941年に誕生して以来、現存するブランドです。特に1941年～1960年代にかけてアメリカで絶大な人気を誇ったテーブルウエアです。

落としても割れにくい耐久性に優れ、色や柄のバリエーションが豊富に揃う点が、当時の世間には大変魅力的に映ったようです。

1941～86年まで製造されていた耐熱性を誇るミルクガラスの製品が有名で、ミルクガラス製造終了（86年）から約34年が経過した今でも、インテリアやディスプレイとしてだけでなく"実際に使用できるヴィンテージ食器"としてアメリカ、日本を中心に世界中で人気を博しています。

翡翠色やターコイズカラーをはじめ、ミルクガラス特有の透明感に多くの人が魅せられ、以来、私たちの心をつかんでやまないアイテムとなりました。

豊富なカラーバリエーションやフォルムが存在し、翡翠色のジェダイシリーズから、キャラクターもの、プリントもの、企業広告であるアドバタイジングものまで、実にさまざまな種類が存在し、現在も本国アメリカは勿論、日本でもたくさんの愛好家/コレクターに愛されつづけています。

当時、アメリカの家庭の食卓やレストランにはファイヤーキングがあふれていたといいます。

1986年代に生産を終えた後でも、ファイヤーキングの注目度や価値は高まり続けており、また専門のファイヤーキングの本が発売されています。

世界中のアンティークフェアやフリーマーケット（蚤の市）を訪れてはファイヤーキングのテーブルウェア（食器）を購入する愛好者が多数存在し、私はそのうちの一人でもあります。

皆さんも是非、お気に入りのデザイン、形、カラーのファイヤーキングを探してみて下さいね！